弓月 骨董・古道具

弓月について

コンセプト

奈良・唐招提寺の南大門を出て、すぐ西。弓月は、骨董と古道具の店です。
江戸から昭和までの掛軸や浮世絵、椀や食器、布物、火鉢や灯り。暮らしの中で使われてきたものを、店に並べています。

見るだけでもどうぞ。

売れた品も掲載を消さず、扱ってきた品の記録として残していきます。

店舗紹介

唐招提寺の南大門を出て、すぐ西。
お寺へ向かう道の途中に、弓月はあります。

窓から入るやわらかな光と、ガラスの笠の灯り。
店の中には、ゆっくりとした時間が流れています。

江戸から昭和まで、暮らしの中で使われてきたもの。
時代も国もさまざまな品が、肩を並べています。

通りがかりに、ふらりとお立ち寄りください。
気になる品があれば、お気軽にお声がけください。

屋号の由来

弓月は、天理の柳本で始まりました。
柳本から望む巻向山。
三輪山の北東、山の辺の道が通る谷筋の山です。
その山頂を、古くは“弓月が岳”と呼びました。

万葉集に、この山を詠んだ歌があります。
詠まれているのは山そのものではなく、山にかかる雲でした。
屋号は、人の名でも、作った言葉でもありません。
柳本から見上げてきた、この山の名です。

柳本・三輪山・巻向山(弓月が岳)の位置の略図JR桜井線国道169号県道50号山の辺の道柳本から望む三輪山巻向山弓月が岳柳本北マップで開く
柳本・三輪山・巻向山(弓月が岳)の位置(略図)

万葉集に詠まれた弓月が岳

万葉集は、奈良時代の終わりごろにまとめられた、現存する日本でいちばん古い歌集です。
全二十巻に、天皇や貴族から名の残らない人々まで、およそ四千五百首の歌が収められています。

弓月が岳を詠んだ歌は三首あり、いずれも柿本人麻呂歌集から採られた歌です。
このサイトの背景には、この三首と、奈良を詠んだ三十七首、あわせて四十首の歌が流れています。

「玉かぎる夕さり来れば猟人の弓月が岳に霞たなびく」を刻んだ歌碑
弓月が岳を詠んだ歌の歌碑(巻十 1816)

痛足川あなしがわ 川波立ちぬ 巻目まきむくの 弓月が岳に 雲居立てるらし

万葉集 巻七 1087

痛足川に川波が立った。巻向の弓月が岳に、雲が湧き立っているらしい。

あしひきの 山川の瀬の 鳴るなへに 弓月が岳に 雲立ち渡る

万葉集 巻七 1088

山あいを流れる川の瀬音が高まるにつれて、弓月が岳に雲が一面に広がっていく。

玉かぎる 夕さり来れば 猟人さつひとの 弓月が岳に 霞たなびく

万葉集 巻十 1816

夕方になると、弓月が岳に霞がたなびく。
「猟人の」は、狩人の持つ弓から「弓月」を呼び出すことば。

店舗概要

店名
弓月(ゆづき)
扱い
骨董・古道具
所在
〒630-8032 奈良県奈良市五条町13-54 唐招提寺 南大門すぐ西
電話
070-4109-6988
営業時間
10:00 – 16:30(営業日は Instagram でお知らせします)
Instagram
@antique_yuzuki

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